木曜日, 5月 26, 2022
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ART & TIPS – 作品の額装から保管まで –

アートを買いたいけど額装が分からない。
アートを買ったけど保管の方法が分からない。
などなど、この記事では「アートを買う上・持つ上で分からないこと」を解説します。


アートとの暮らし方 – 額装から修復まで –

実はワタクシ、作品を購入しまして。しかもはじめて!

お、いいですね。どんな作品を買ったの?

ドローイングなんですけど、ギャラリーの人に「額はついてないんですけど、額装しますか?」って聞かれて一瞬困ったんですよね。「え…額装ってなにさ!?」って。

はじめてだとそうだよね。

そうなんですよ。でも、そもそも絵画には額装されているもの、そうでないものがありますよね。何が違うんですか?

一番は作品の違いだね。
絵画にはキャンバスや木製パネルに描かれたもの、紙に描かれたものがあって、キャンバスならそのまま壁に掛けることが出来るけど、でも紙の作品は壁に掛けにくいですよね。だから額縁に入れて飾りやすくするんですよ。

あ、じゃあ写真とかプリントも紙だから額装はしますか?

そのケースが多いね。額縁にも種類があって、いわゆる枠がついた額縁もあるし、アクリルやガラスに挟んだだけのものもあるよ。
作品を買ったところに「この作品を額装したいんですけど、おすすめはありますか?」と聞けば案内してくれると思うよ。

アクリルフレーム

私の買ったドローイングは紙に描かれているから額装した方がいいんですね。「壁に掛ける」って具体的にどうするんですか? お母さんが「紙なら壁にはっつけちゃえば?」って言ってたんですけど、でもちょっと抵抗あって…。

壁に金具を取り付けたり、ピクチャーレールと呼ばれる器具を取り付けたり、方法は色々あるね。直接くっつけるのは、作品を傷つけることもあるからオススメはしないかな。

え…金具や器具を取り付けるって…壁に穴を開けるんですか…? うちは賃貸だからちょっと気になりますね…。大家さんに原復しろ!って言われたら怖い…。

特殊な練りゴムをつけて壁を傷つけない方法もあって、ひっつき虫とか呼んだりするんだけど、画材屋さんやホームセンターに行って聞くと詳しく教えてくれるよ。

なるほどー。でも飾らない時ってどうしたらいいんですか? 押入れで保管していいものですか?

作品によっては湿気が苦手だったりするから、注意は必要だね。特に紙は湿気に弱いし耐久性も低いから。「湿気・温度・日差し・虫食い」は、紙に限らず、作品を保管する上で要注意のエネミーだね。一般的にはすのこを下に敷いて、出来る限り陽の当たらない場所に置いた方がいいかな。紙の場合は箱に入れてあげてね。

ふーん。倉庫とかで預かってくれないんですか?

倉庫ももちろんアリだよ。だけどアートを専門にしているか?は要確認だね。湿温対策や防虫対策をしているかはチェックした方がいいかな。あとはお財布とご相談。

それでも傷んじゃうことってありますよね。子供がぶつかってしまったり、地震が来たりして…。私って家でパーティしたりするので、結構ひとが来るんですよね。

修復士という、作品の修繕を専門にしている人もいるよ。でも、まずは作品を買ったギャラリーや作家さんに聞いてみるといいかもしれないね。作品を一番分かっているのは作家さんとギャラリーだから。

100万円の絵を買うために – 分割払いってアリ?ナシ? –

買ったばっかりなんですけど、実はもう二つ目が欲しくて…。

「コレクションという病」の兆しが見えるね。僕も最初に買ってからどんどん次が欲しくなったりするよ。どんなのが欲しいの?

油彩画なんですけど…。

いいね。

100万円なんですけど…。

…なるほど。

正直、一括払いはすぐに出来ないんですよね。「だったら貯金しろ!」ってことなんですけど、でも一点モノだし、もしかしたら売れてしまうかもしれないじゃないですか? だからどうしたものかと…。分割払いって可能なんですか?

ギャラリーさんによるけど、可能なケースもあるよ。「払い終わるまではギャラリーに預かってもらう」っていうのが多いけどね。まずはギャラリーに聞いてみたらどうかな。

「セコいやつだなあ」って思われたりしません?

よくあることだし、それに「すぐに払えない。それでも欲しい」っていう気持ちは有難いことじゃないかな。だからまずは聞いてみようね。

アートと末長く、いつまでも – 買った作品は売ってもいいの? ダメなの? –

例えばですよ、もし「作品を手放したいな」って思った時って皆どうしてるんですか?

「作品を売るにはどうしたらいいか」ってことかな?

さようでございます。…やっぱりダメ?

「一度買った作品を売ることが良いか、悪いか」については、色々な考え方があって、答えはひとによるかな。でも決して出来ないわけではないよ。むしろ「え、いらないの? 欲しい!」って思ってもらえる人の手に渡ることも、考え方によってはもしかしたらいいことかもしれないし。

なるほど。

ちなみに「一度買われた作品を売買すること」をセカンダリーと呼んだりするよ。その逆に「作家さんやギャラリーから直接買うこと」はプライマリーと呼ぶんだよ。

要するにユーズドか新品かってことですか?

…まあ似てるんだけど、でも衣類や家電とは違うからね。

でも「作品を売ること」自体は出来るんですね。

オークションに出したり、あとは購入したギャラリーさんに相談したり、やり方は色々あるかな。まずは購入したところに聞くことが一番いいかもね。

オークションってどういうのがあるんですか?何でもいいわけじゃないですよね…?

アートを専門にやっているオークションがいいかもね。クリスティーズ、サザビーズ、フィリップスが著名だけど、日本にもSBIアートオークションやシンワオークションなど色々とあるよ。

あれですよね、バスキアを落札した…。

あれはサザビーズ・ニューヨークだね。本場の本場、野球で言うメジャーリーグみたいなところかな。

そんなところに出したり出来るんですか?

まあ簡単には難しいよね。一番はやっぱり購入したギャラリーに聞いてみることかな。ギャラリーは作品を買う時、持っている時、それから手放す時も相談に乗ってくれるはずだよ。


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Shinzo Okuokahttps://www.tricera.net/
1992年東京都出身。大学でインド哲学を学んだ後出版社に勤務し、アート雑誌と神社専門誌の副編集長として雑誌及び書籍の企画・編集に携わる。2019年にスタートアップ企業である株式会社TRiCERAに参加、日本初の現代アート専門の越境ECの開発及びアーティストのマネジメント、自社オウンドメディアの立ち上げを担当する。特技は速筆で、雑誌時代には1ヶ月で約150ページを1人で取材・執筆した。

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Feature Post

アートが日常に調和する生活。

アートコレクターなら、玄人から初心者までどの段階に居ても、他のコレクターの話には興味があるものだ。「どのように収集を始めた?何点くらい所持?その作家や作品を選んだ理由は?買い物しやすかったか?」等々、聞きたいことは山とある。今回は、弊社プラットフォームで最近作品を購入された趣味コレクターでありアーティストでもあるステファニー・アーロンさんに語ってもらった。 では、ご自身とコレクションの始まりについて教えて頂けますか?-  私はアメリカはニューヨークの出身で、実は珍しい生粋のニューヨーカーです。アーティスト兼デザイナーで、昼間はデザインの仕事をして、その他の時間には作家活動をしています。 アーティストなので、自分の作品をあげたり他の作家の物をもらったり、と自然と昔から収集していましたね。誰か良い作家を見つけては交換する、と言った具合で楽しいんです。なので友人作のアートワークをたくさん持っていて、それがコレクションの始まり。やっぱり知っている人の作品って良いですよ。 あとは年を経て、知らない人の作品も買うようになりました。目が飛び出るほど高価な作品は買わないけども、アーティストとして目が肥えているから、無名の才能を発掘したりするのも楽しみの一つですね。家の中を見渡せば、もうアートだらけよ。良かったら、家のツアーしましょうか?もう壁に空きスペースがないのが見て取れると思うわ。 ハウスツアー。アートで埋まる壁面と、早速始まる彼女のヴァーチャル・ハウス・ツアーでは、自宅に所持する作品群、例えば友人作のポスターや自分の作品から、オークションで買った大作、彼女のペット専用の肖像画コーナーなど、壁を埋め尽くす程のコレクションが見受けられる。ほんの幾らかのスペースは、今回彼女がTRiCERAで購入したNobuo Ishii の作品用等で空いているが、その他はキッチンまで含め、どこもかしこもアートでいっぱいである。 すごい!まるで自宅がギャラリーみたいでとても楽しいです。- そう、本当に飽きないですよ。大きな部屋じゃないけど、ニューヨークにしては天井が高いので、天井近くまで登って飾ったり、楽しんでるわ。 現時点の作品所有数ってご存知ですか?- 数える発想すらなかったので、正直わかりません。下の階の物置にも私や他の人の作品が沢山入っていて飾る場所が足りないんです。多分、合計100品くらいかな。Ishiiさんの作品と言えば、あなたは、私たちのプラットフォームで彼の作品販売を始めて、真っ先に購入された一人ですよね。きっと大ファンなんじゃないですか? - そうなんです!彼は今までインスタグラムに販売用の投稿をしていなかったんで、(売っているか)聞いてみる発想が無くて。販売開始した旨の投稿を見てすぐに買いに行きました。 インスタグラムで彼を見つけたと言うのは、偶然の発見だったんですか?-2、3年前にインスタグラムで、自分のアートだけを投稿して、アーティストだけをフォローするという実験を始めたんです。そしたら、ユーザーが興味を持ちそうなコンテンツをアルゴリズムで提案してくれるでしょ。そんな中で彼の作品を見つけて好きになったんですよ。 彼や彼の作品のどんな所が好きですか?- まず第一に、クオリティが高い。彼の技術はとても美しくて、作品を手にした時でも、どうやって制作されたのか分からなかった程です。それが一番大事な点で、次は彼のユーモアね。例えば、おならをしている人や、セックス関連のジョーク、更には彫刻も笑えるモチーフが多い。でも多様さもあって、私が買ったものや、ピアノを弾いている男性の作品みたく、優しくて甘美な作品までありますよね。 あと、彼は私がフォローしている作家の中でも、最も多作なんです。毎日のように作品をアップしている上に、どれも作品として完成されているんだから、そりゃすごく魅力的でしょ。 確かに、弊社プラットフォームにも既に60以上の作品が掲載されているはずです。でも、実は彼は遅咲きで、若い頃ではなくてほんの最近、数年前にアートを始めたんです。- 理由はわかりませんが、遅咲きというのは薄々察していました。でも、彼の作品には情熱が溢れていますし、素晴らしいと思います。 芸術のクオリティ、ユーモア、情熱が魅力ですね。- そう、特にユーモアとアートの両立は私にとって大切なんです。滅多に出会わないので、両立した作品の発見は最高の瞬間です。多くの人にとって、アートは堅苦しくて真面目で、アーティストも同じ、と言う印象が強いと思いますが、そんなことはないんですよ。 テート美術館で友人とエヴァ・ヘッセの展覧会に行った時のことだけど、ドローイングを見ていたら、もう笑いが止まらなくなって。 他のお客さんはお高くとまってスマし顔だったけど、でもそれ、すごく可笑しい絵だったんですよ。 多くの作品には、自分も含め、制作中の作者の感情がこもっているもので、売るためとか、他人への印象とかはあまり気にしていないものだと思うんです。だから、アートの中のユーモアというか、軽快さが好き。アートは常に超真面目である必要ないですよね。 ええ、全く同感です。- 料理にも似た所があると思います。作るのも、食べるのも楽しくあるべき。このコロナ禍が起こる直前に、ミラノのミシュラン4つ星のヴィーガン(完全菜食主義)レストランに行って、その時の経験からも思うんです。正直言って、料理はまあまあで、ニューヨークでもっと美味しい所知ってるんですけど。 でもね、そこでの経験がとても楽しかったから、お金を払う価値があったんです。 またまた、私たちは夕食中ずっと馬鹿笑いしていたんですよね。ちょうど、その同席していた友人と話していて、「今までで一番可笑しい夕食だったわね!」って。同じくアートも経験が全てモノを言うと思うの。 そういう面も大事ですね。アートで楽しさとかそう言う体験をできるのって素晴らしいことだと思います。-  あと、アーティストとして個人的には、完璧さを追求する作家にはあまり興味がないんです。美術学校にはこう言う人達が多いんだけども、彼らは既に在るものを再現することしかできないから、結構失敗してしまう。結局それって良く出来た技術作品ってだけで、どうも惹かれないんです。だからユーモアが光るのが、彼(Nobuo Ishii)の作品が好きな大きな理由ですね。 沢山の作品をお持ちですけど、アートワークを購入する理由は何でしょう?例えば、アーティストを応援するためとか。- それも最近アートを多く買った一つの理由です。なぜなら、この世界で色々な事が起きている奇妙なご時世だったので、多くの作家が他のアーティスト支援のために募金活動をしていたりして、その中からいくつか買いましたね。 あと、アメリカでは、売上金を指定の団体に寄付するために販売している作家達がいるんです。私もその団体にどの道寄付するつもりだったんで、作品を買うついでに寄付できるなら丁度良いなと思って、それでまたいくつか購入しました。でも最大の理由は、さっきも言ったように、アートは楽しいし、幸せにしてくれるから買うんです。そういえば、購入の数ヶ月前に、Ishiiさんが入院しているのをインスタで見かけたんです。それで「彼死んじゃうかも知んない!」ってびっくり。だから彼が売り始めた時は、嫌味に思わないでね、今のうちに何か買おうと思ったんですよ。手術とかでお金が必要なんじゃないかと思って。 そういう訳で私共のプラットフォームをお知りになったんですね。お買い物体験はどうでしたか?- とても簡単でしたよ。 私はユーザー体験デザイナーでもあるので、これに関しては厳しいんです。ギャラリーやポートフォリオのウェブサイトって、たまにひどいものがありますよね、作品詳細を見たり、スクロールが大変だったりして。でも、ここではすべて英語で見られるし、簡単でスムーズに進んだから大満足です。上に行って、下に行って、何回か見たら「よし、これにしよう」って具合で。特に、「3日後にお届け予定」って見た時は冗談だと思ったんですけど、そしたら、本当に3日で届きました。これは本当にすごい、信じられない速さ! ありがとうございます。そう、できるだけ早く努めています。- いやいや、これはすごいですよ。世界半周の配達であんなに速くできるとは思わいませんでした。 さて、Ishiiさんの作品から一枚購入されましたが、彼の多くの作品中からこの一枚を選んだ理由はなんでしょう?-うーん、感覚的なもので、説明するのが難しいです。こういうのって、一見した時から作品が語りかけて来る感じがするものなんですよね。見た目も好きだし、星を食べている男の人も素敵。でも先程述べたように、どちらかと言うと彼の他の、ワイルドな作品の方が好きなんです。当時はそういう作品がなかったから、それも一つの理由だけど、どれが欲しいかは直感的に知っていましたね。 アートの購入理由って考えるというよりも、感じることが優先ですか?- そうね、私にとってアートを買うのは知的な活動ではないと言うか。むしろ、これが本当に好きで、持っていたいから、と言うそれだけのことです。 アーティストとして、またコレクターとして、作品購入の初心者に伝えたいことやヒントがあれば教えてください。- 自分の好きなものを信じることですね。以前、私が行ったワインツアーで、「完璧な一本ってどれですか」と聞いたら、「どれでも、あなたの好きな物こそが完璧な一本。それが最重要であり、買うべきだと聞いたとか、誰かがそう言うからと言う理由で買わない方がいい」と答えが返ってきました。投資のためにアートを買う人もいて、それも良いけど、もしも家に飾るのがメインの目的なら、やっぱり自分が好きなものじゃないとダメよね。自分の直感を信じて買うのが一番です。何か自分の心に響くものがある、それだけでいいんです。 探すのはインスタグラムとかインターネット経由ですか?- インスタグラムを見るのは、どちらかと言えば、自分が好きな作家さんを見て幸せを感じるためです。一日を乗り切るための手段の一つ。今日ではインターネットのおかげで、毎日でも新しい作品が購入可能ですね。以前なら、作家と知合いになって、スタジオ訪問して作品に目を通して、と言うプロセスが必要でした。でも今は、オリジナルの作品を、ピンからキリまでの価格帯で探して購入できるなんて、信じられない位便利です。そして更に、作家活動の助けになることを知った上で買えるのは素晴らしいことだと思います。壁にコンサートのポスターを貼らないで、是非オリジナル・アートを手に入れて欲しいですね。 購入やフォローする判断に基準はありますか?– お気に入りのアーティスト達の作品は予算の範囲内かどうか、で判断。その時々で、ある技術に秀でた作家の作品を、勉強がてら探すこともあります。多様性も大事なので、美術館もフォローしています。有名な人から、将来有望株、クレイジーな人達まで、幅広いですよね。最近フォローし始めた人で、ロックダウン中の世間を描いている人がいます。数ヶ月前に作品数を聞いた時、既に200点くらい、一日に一枚以上描いたって。素晴らしい作品群なので、これが本になって欲しいと思っているのよ。この人には影響を受けましたね。彼は毎日、世界の様々な出来事を質の良いアートとして生み出し続けています。アートは私のインスピレーションの源なので、美術館に行くことができない今は、代わりに私の家が美術館みたいなものです。 そうですよね、素敵だと思います。最後に一つ質問です。アーティストのIshiiさんに何か伝えたいことはありますか?- ありがとうございます、あなたの作品が大好きです、と。彼とは知り合いかの様に錯覚しちゃうけど、実際は知らなくって不思議に感じるわ。

Akira Akiyama: 伝統的な友禅着物で精神性を表現する

...祈りは日本人の心の核心にあります。 <a href="https://www.tricera.net/en/id81000130001" 2010年に自身のブランド「友禅丸正」を立ち上げる数十年前から、Akira Akiyamaは質の高い婚礼用の着物をデザインすることに専念していました。現在では、金箔や真珠をあしらった友禅着物を着る機会があるのは、ごく一部の花嫁だけとなっています。 今回のインタビューでは、日本の伝統的な結婚式の精神的な意味、友禅着物を作る上での苦労、伝統的な形の中に美しさを表現することを追求している秋山さんにお話を伺いました。(このインタビューは、長さとわかりやすさのために翻訳し、軽く編集しています) 儀式の中のスピリチュアリティ 着物デザインの芸術を完成させる Akira Akiyamaの友禅着物の購入先 儀式の中のスピリチュアリティ <a href="https://www.tricera.net/en/id81000130002" 幸せなカップルは、一見無限の可能性を秘めているように見える新郎新婦-彼らを一緒にしてくれた運命にとても感謝すべきです。 日本では精神性はどのように示されているのでしょうか? 大晦日とその翌日には、自宅に仏壇も神棚もない日本では、多くの人が地域のお寺や神社に祈りを捧げに行きます。これは、日本人の心の根底に祈りがあることの一つの証だと思います。また、日本の結婚式では、その精神性とのつながりを大切にしていくことが大切だと感じています。 婚礼着物のデザイナーとして、日本の伝統を大切にしていることは何ですか? 私の信条は、日本の花嫁にとって、日本の空の下で、日本の国で、日本の神々の前で誓いの言葉を交わすことが大切だということです。それが私の日本の結婚式に対する哲学の中心にあります。現在、地球上には女性40億人、男性40億人、合計80億人近くの人がいます。幸せなカップルは、無限の可能性を秘めた新郎新婦という運命に感謝しなければなりません。この運命への感謝の気持ちは、結婚式の中心にあるべきです。人は天上の神々がもたらしてくれた運命を理解し、感謝しなければなりません。 <a href="https://www.tricera.net/en/id81000130003" 運命とは単なる偶然の結果ではなく、運命なのです。それは二人の人を結びつける人生の貴重な神秘であり、その事実を理解しなければなりません。育った環境も歴史も違う人と一緒に暮らすのは大変なことです。困難な時には、祈りが私たちの心を繋いでくれます。だからこそ、祈りを込めた本当に伝統的な結婚式を挙げるべきなのです。 日本の結婚式はここ数十年で変わってきています。皆さんはどのようにお考えですか? 私にとって一番の変化と課題は、式がないことです。伝統的な神道の結婚式には、祈り、御神酒を飲む、両家の結束、披露宴という四つの重要な段階があります。この四つの段階がない式は、神道の精神性を欠き、ただのイベントになってしまう。私の考えでは、このような結婚式は本来、新郎新婦が注目の的になりたい人たちのためのパーティーなのではないかと思います。 日本の伝統的な結婚式には、仲人と呼ばれる婚礼の手配人と、新郎新婦それぞれの主賓がいて、それぞれが重要な役割を果たします。nakodo は、両方の家族のメンバーをお互いに紹介し、新郎新婦、ゲストに。これに続いて、二人の主賓からの紹介スピーチが行われます。これが日本式の披露宴の伝統的な流れです。 友禅着物のデザイナーとして、これらの伝統は私にとってとても大切なものです。だからこそ、日本式の結婚式を希望されるお客様には、神道の伝統的な式がどのように展開されていくのかを常に説明しています。和婚を希望されるお客様には、このような伝統の由来や、神前式の本当の意味を知っていただくことに喜びを感じていただいています。 着物デザインの芸術を完成させる 一着の着物をこんなに長い時間をかけて完成させるなんて、この業界では私だけが狂っていると思います。 <a href="https://www.tricera.net/en/id81000130013" 手作りの友禅着物はなぜ3年もかかるのですか? 単に商業服のデザインをしているだけなら、一着にこれほどの時間はかかりません。1着の着物を2~3年かけてデザインしても採算が合わないし、意味がない。でも、一日三食で済むシンプルな生活を考えれば、贅沢ではなく平穏な生活を求めています。利益を求めるのではなく、質素な生活を維持したいと考え、芸術的な完成度を追求することに専念することにしました。 こんなに長い時間をかけて一着の着物を完成させて利益を無視するなんて、この業界で頭がおかしいのは私だけだと思います。 <a href="https://www.tricera.net/en/id81000130007" あなたのプロセスはほぼ純粋に芸術的なものでありながら、伝統的な形という制約があります。デザインにはどのようにアプローチしていますか?? この業界に入って67年になりますが、これまで数え切れないほどの着物をデザインしてきましたが、着物の形や寸法は変わっていません。自分の中にある美しさを表現するためには、着物の伝統的な形の中でデザインしなければなりません。着物の形の制約の中で、新しいアイデアやデザインに挑戦していかなければなりません。優雅さ、気品、高級感、高級感を兼ね備えた作品をデザインできるように頑張ります。 この業界に入って67年になりますが、これまでに数え切れないほどの着物をデザインしてきました。 注文やカスタムの依頼を受けてみませんか? なぜなら、一枚の着物を作るのに3年もかかるからです。だからこそ、流行りの着物や特別な日のための着物、何かの目的のための着物は作りません。たまたまその時の状況やご要望と私が作っているものが一致することもありますが、ご要望で着物を作ることはありません。 インスピレーションの源はどこから来るのですか? 私のデザインのアイデアは、まるで天使が私のスタジオを訪れたかのように私の中に入ってくるのですが、私の作品の中に天からのアイデアを表現するのはとても難しいことです。何週間も何のアイデアもひらめきもない状態が続くのは苦しいものです。毎日、朝から晩まで何も考えずにスタジオに座っていたことが何度あったか覚えていません。しかし、頭の中がアイデアやインスピレーションでいっぱいになることもあります。 着物を作る最終段階とは? 私は、お客様の結婚式をより完璧なものにするために、着物を一着一着神社でお祓いをしてから花嫁さんにお渡ししています。お参りの際には、神社の御朱印と着物に名前をつけてもらいます。これは、着物を通して着物を着た人の幸せを願うためです。それぞれの着物の中には、人や財産、生活に幸運をもたらす祈りが込められています。 <a href="https://www.tricera.net/en/id81000130019" Akira Akiyamaの友禅着物の購入先 Akira Akiyamaの友禅着物を世界のどこでもお買取りさせていただきます。Akira Akiyamaの作品をはじめ、日本の現代ファッションデザイナーの作品をTRiCERAでご覧ください。

Michael Toenges, “Paintings on Paper 1995-2019”

8月24日から10月12日までタグチファインアート主催。 タグチファインアートでは、この夏から秋にかけて、ドイツ人画家ミヒャエル・テンゲスの個展を開催いたします。テンゲスはレヴァークーゼンを拠点に活動する1952年ドイツ生まれの画家です。作品の一部はケルンのコロンバ美術館やスイスのアーラウ美術館に収蔵されています。ヨーロッパを中心に活動している彼の作品をアジアで見ることができるのは、今回の個展「紙に描かれた絵画 1995-2019」がきっかけです。本展の特徴は、展示されている作品がすべてダンボールに描かれた小品であること。ギャラリーによれば、これらの小さな作品は、他の大きなスケールの作品やキャンバスに描かれた絵画に比べて、あまり注目されていないとのことです。段ボールに描かれた小品は、これまで準備的で断片的な作品とされてきましたが、その小品は、彼の色との実験と葛藤の証拠ともいえるものであり、注目に値するものです。今回の展示では、1995年に制作された旧作から今回の展覧会のために準備された最新作までを紹介します。 テンゲスは、木の板やキャンバスに油絵の具を重ねることで、色の多様性を追求しています。テンゲスは、イメージや形にとらわれることなく、色の配置、コントラスト、構築に主眼を置いていると言います。絵画の基本的な要素とされる色彩や絵の具の物質性の探求に力を注いでいます。 テンゲスは通常、事前にスケッチを用意することはなく、参考となるイメージや計画を持たずに絵を描いています。テンゲスは、ある特定のイメージを持たずに自発的に絵を描きますが、同時にジョット、フラ・アンジェリコ、ボッティチェリ、ゴヤなど、歴史上の他の画家たちが使った色の構成を研究しています。絶え間ない研究から得た知識の蓄積が、躊躇することなく絵を描くことを可能にしているようです。 実際、彼の作品は無計画に作られているというだけで、一気に作られているように見えますが、技術的には、板に色をつけて、乾燥させて、それを何度も繰り返すというプロセスを経ています。このように、彼の絵は美術史における色の使い方の研究としても長い時間をかけて描かれていると考えられます。 彼の作品は高速と低速の両方の特徴を持っているので、私たちはまた、2種類の魅力を感じることができます。第一に、テンゲが躊躇なく絵を描く瞬間のように、私たちの注意を一気に惹きつける。二つ目は、その努力の過程と同じように、私たちを作品の前に長く滞在させてくれること。10月12日までタグチファインアートにて、ゆっくりと作品を楽しむことができます。 Michael Toenges, “Paintings on Paper 1995-2019” 開催日:2019年8月24日(土)~10月12日(土) 2019年8月24日(土)~10月12日(土)営業時間。午後1時~7時日曜・月曜・祝日は休館> 記事を書いた人:Jeongeun Jo韓国出身、日本在住。東京藝術大学大学院美術研究科を卒業したTRiCERAのメンバーの一人。彼女自身もアーティストとして活動している。 

花の言葉、花の絵画-ものの意味を描く絵画について-

 植物に象徴的な意味を担わせる伝統は世界の多くの文化が持っている。  なにかめでたいことがあれば花束を渡して祝福をし、人が亡くなれば花を供えて見送る。そうやって人は花をただの植物以上のものとして共に歩んできた。  人が花に意味を見出した例として、花言葉は恰好の例であろう。その起源については不明な点が多いが、現在行われているような花言葉の慣行は、19世紀の西欧社会で盛んになったという。こうした流行を背景に、1819年頃には最初期の花言葉辞典、シャルロット・ド・ラトゥール著《花言葉》が出版。  ラトゥールは《花言葉》の中で、色の違いのほか本数ごとに花言葉を考案・紹介するなど、とりわけバラは特別に扱われた。それは「花の中の花」と称されるほど西欧文化において重視されてきた花の一つで、伝承や神話に由来する意味づけが既になされていたことがある。  本記事では、古今東西で多くの人々の心を惹きつける「花の中の花」、薔薇のペインティング作品を花言葉と合わせて紹介したい。 浜浦敦子/Atsuko Hamaura 黄色い薔薇の花言葉:「友情」「平和」「愛の告白」 作家の詳細はこちら 山田久美子/Kumiko Yamada 3本の薔薇の花言葉: 「愛しています」「告白」 作家の詳細はこちらから Jessica Veilleux ピンク色の薔薇の花言葉:「しとやか」「上品」「可愛い人」「美しい少女」「愛の誓い」 作家の詳細はこちらから 中村公紀/Koki Nakamura 白色の薔薇の花言葉:「純潔」「清純」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」 作家の詳細はこちらから Tatiana Alive 1本の薔薇の花言葉: 「一目ぼれ」「あなたしかいない」 作家の詳細はこちらから 広田稔/Minoru Hirota 青い薔薇の花言葉:「夢かなう」「奇跡」「神の祝福」 作家の詳細はこちらから

Editor's Choice