この度TRiCERAでは各国より選りすぐった13名のアーティストによる限定エディション・高精彩プリント作品をDNP社からの技術協力を得て販売致します。プリントだからこそ味わえる、アーティストが描き出すイメージの力をダイレクトにお楽しみ下さい。
なお今回の企画に伴い、購入後のインタビュー(5~15分:メールもしくはお電話)にお応え頂いた方すべてに オリジナル額(Aの場合:2万円相当)を無料プレゼント いたします。額装をした上で配送させて頂きます。
*11月30日までの期間限定キャンペーン
*ご好評のため12月31日まで期間延長!!
ご希望の方は、購入後にお送りするメールにご返信ください。
今回の版画作品に関して
今回の企画には使用する素材や技法、テーマが異なる総勢13名のアーティストが参加し、それぞれ下記のような3つの種類で版画作品を用意しました。
A. 本格的な現代アートを楽しむ
- A2(42 × 59.4cm)の大型サイズに加え、エディションナンバーとアーティストによる直筆サインがつきます。また、最新のブロックチェーンを使用した証明書によって永久に真贋が保証されます。
- サイズ、直筆サイン、エディションナンバーがあることで価格も10万円(税抜)となりますが、しっかりとアートを楽しみたい方、コレクションされたい方におすすめです。
B. 現代アートを幅広く味わう
- A3サイズ(29.7 x 42.0cm:横長の場合)に加え、B3サイズ(36.4 × 51.5cm:横長の場合)を用意し、エディションナンバーとアーティストのサインデータが印字されています。
- 価格はA3サイズは3万円(税抜)、B3サイズは5万円(税抜)とご用意しております。ご自宅の壁のサイズに合わせてお好きなサイズをお選び頂けます。
C. 入門編としてアートに親しむ
- サイズはA3(297 ☓ 420cm:横長の場合)、価格は1万5千円(税抜)という、安心してアートを初めたい方におすすめです。もちろんエディションつきの立派なアート作品です。
A. 本格的な現代アートを楽しむ
上床加奈、土田圭介、西川美穂の3名をご紹介します。どのアーティストも独自の切り口から絵画を考える、注目のアーティストです。
上床加奈
江戸時代には絵師(画家)にとってメジャーなモチーフだった妖怪ですが、明治維新に伴う西洋化と共に日本の美術界から姿を消していきます。上床さんは日本の美術の歴史を振り返り、もともと日本にも優れたものがあることを伝える作品を制作しています。

上床加奈《阿吽》原画価格(参考):90万円
版画10万円(税抜)
土田圭介
すべて鉛筆だけで描かれている点も特徴の一つ。縦線だけを使用する彼は、一点の制作に時間がかかります。分かりやすく見える作品ですが、作者である彼の思考や手の動きのといったフィジカルさの痕跡が感じられる深い作品なのです。

土田圭介《ボクらの翼》原画価格(参考):250万円
版画10万円(税抜)
西川美穂
曖昧な世界を描く西川さんの絵画は、ある意味で文学や芸術の王道。又吉直樹さんの『火花』の表紙になったことでも有名です。

西川美穂《RED BLACK》原画価格(参考):50万円
版画10万円(税抜)
B. 現代アートを幅広く味わう
内藤博信
静寂を表現する深い青色が特徴的ですが、彼が使用する絵具は岩絵具。鉱物を砕いて粉末にすることで生まれる岩絵具は、油絵具とは異なる、マットな色彩が出せるのも特徴的。

内藤博信《Blue moon》原画価格(参考):20万円
版画3万円 / 5万円(税抜)
高橋晴美

高橋晴美《カメレオンパンダ》原画価格(参考):65万円
版画3万円 / 5万円(税抜)
土田圭介
すべて鉛筆だけで描かれている点も特徴の一つ。縦線だけを使用する彼は、一点の制作に時間がかかります。分かりやすく見える作品ですが、作者である彼の思考や手の動きのといったフィジカルさの痕跡が感じられる深い作品なのです。

土田圭介《祈りを乗せて》原画価格(参考):32万円
版画3万円 / 5万円(税抜)
コスコス

コスコス《Symmetry in Motion; The Awakening》原画価格(参考):41万8千円
版画3万円 / 5万円(税抜)
C. 入門編として現代アートに親しむ
土田圭介
すべて鉛筆だけで描かれている点も特徴の一つ。縦線だけを使用する彼は、一点の制作に時間がかかります。分かりやすく見える作品ですが、作者である彼の思考や手の動きのといったフィジカルさの痕跡が感じられる深い作品なのです。

土田圭介《独りの兵士》原画価格(参考):20万円
版画1万5千円(税抜)
只野彩佳

只野彩佳《とける陽》原画価格(参考):12万8千円
版画1万5千円(税抜)
丁子 紅子

丁子 紅子《ものがたり。》原画価格(参考):22万4千円
版画1万5千円(税抜)
ジュラ・サボー

ジュラ・サボー《SPIRAL》原画価格(参考):15万円
版画1万5千円(税抜)
ミハイル・グリン

ミハイル・グリン《Now you see me》原画価格(参考):75万円
版画1万5千円(税抜)
アマドール・セビリア

アマドール・セビリア《The arrival》原画価格(参考):24万円
版画1万5千円(税抜)
版画-複数のひとが楽しめるアート
版画の歴史と種類
版画とはもともと紙に書かれた文字等をコピー(複製)するために発明された技術の一つ。
版と呼ばれる大元のベースをつくり、そこにインクを塗り、紙などに転写していきます。
中国では、古い物だと、1000年も前の版画が存在するほど人類には馴染み深く、日本でも江戸時代には浮世絵という名前の版画が流行していました。
版画技術の商用化とエディションについて
近現代に入ると、版画は複製品という商業的な意味を帯びるようになります。
例えば、ダ・ヴィンチの「モナリザ」。
一点しか存在しないモナリザを大量に作成することで誰もが、手軽にダ・ヴィンチの名作を自宅に飾ることが出来るのです。
版画はまだまだアップデートされている
先ほど紹介した4つの方法の他にジークレープリントと呼ばれる方法があります。
元になるデータを作成し、インクジェットで、つまり機械を使って印刷するジークレーは近年になって生まれた新しい版画のタイプです。より高いレベルの再現性を目指せることが特徴です。
DNPの技術革新
一般的な印刷ではシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を使用した「4色印刷」を用います。4色の配合バランスによって印刷物の色味を表現していましたが、DNPでは10色のインキを使用し、表現の幅をより広く持つことが可能なのです。
現代アートでは複雑な配色、ストロークやタッチを作品が持つことにより、従来の印刷では細かい部分には手が及びませんでした。今回は10色インキの印刷機械、さらに原画の撮影には1億画素を超えるカメラを用います。版画の魅力の一つは、イメージ(図)をとことん楽しめる、という点。
だからこそ色彩の表現、アーティストの筆の痕跡を忠実に再現する必要があるのです。